「どういたしまして」を英語で
Thank you!と言われて「どういたしまして!」と返すとき、英語で何と言って返していますか?
「どういたしまして」にもいろいろとバリエーションがあるので、今回はいくつかご紹介します。
この記事の目次
You are welcomeの意味
フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも、誰にでもどんなシチュエーションで使える「どういたしまして」がYou are welcome.です。
丁寧に聞こえるかもしれませんが、面識のあるなしに関わらず、友人や同僚など誰にでも使えるので、迷ったときはYou are welcomeと言えば良いでしょう。
日常会話ではYou areをYou’reに短縮して言った方がナチュラルです。
ほか、You’re most welcomeやYou’re very welcomeと、より丁寧に言うフレーズもあります。
My pleasureの意味
自分が何か相手にしてあげたことを感謝され嬉しく感じたときに「お役に立てて嬉しいです」という気持ちを表すのが(It’s) My pleasure.です。
ホテルのスタッフなどがよく使うとても上品な表現で、親しい友人同士で使うには少し堅苦しい感じがします。
また、You’re welcome. (It’s) My pleasureと一緒に使われることも多いです。
No problemの意味
何か相手にしてあげたことを感謝され、「大したことないよ」と返したいときに使えるのがNo problem.という表現です。
面識があるなしに関わらず、カジュアルながら丁寧なニュアンスもあるので日常会話ではよく使われます。
なお、よりカジュアルなNo worries!も「気にしないで」という意味でよく耳にします。
Anytimeの意味
何かを手伝ったときなどに「またいつでも言ってよ」「いつでも協力するよ」と返したいときの表現がAnytime!です。
基本的には友人や家族など親しい間柄で使われ、二度と会う予定がない人に対して言うのが違和感があるので気を付けましょう。
Sureの意味
「もちろん」と返したいときの表現がSure.です。
「ありがとう」に対して「もちろん」というのは日本人の感覚だと違和感があるかもしれませんが、SureはSure, you’re welcomeや、Sure, anytime、Sure, no problemのように、他の表現と組み合わせて使われることが多いです。
Sure単体で使ってももちろんOKです。
ちなみに、Sure thing.とThingをつける人も中にはいますが、このThingに特に意味はありません。
Thank YOU!の意味
日本人同士では「こちらこそありがとう」とよく言いますが、そのときはThank YOU!とシンプルに返しましょう。
YOUを大文字で書きましたが、この場合、このYOUの部分を強調して言うとナチュラルです。
また、I should be the one thanking you.や、I’m the one who should be thanking you.というとより丁寧になり、具体的に○○してくれてありがとうと言うときはThanks for ~ingと動詞をing形にして言いましょう。
You betの意味
Betは「お金を賭ける」という意味で、Thank youの返答としてYou bet.と言う場合は「もちろん」というニュアンスで使われます。
これは「あなたの役にたてて、お金を賭けられるほど嬉しく思う」という意味合いで、Of courseより口語的です。
Don’t mention itの意味
Mentionは「言う」という意味で、Don’t mention it,というと「お礼なんて言わなくていいよ」「いえ、とんでもないです」という意味になります。
謙虚なニュアンスになり、Think nothing of it.も同じ意味で使えます。
ただし、比較的年齢が上の方が言っているのを1~2度聞いたことがある程度で、あまり日常的に耳にするフレーズではないと思います。
まとめ
Thank you!と言うとネイティブはいろんなバリエーションで返してきますよね。
微妙なニュアンスの違いがあるので、ぜひ身につけて、使い分けてみてください。