「その通り!」の意味にあたる表現は色々ありますが、日本ではあまり知られていないかもしれません。
表現によって、微妙な意味のニュアンスが違います。
同じような場面で使えて、それほど大きな差はありませんが、ベースにある違いは知っておいたほうがよいでしょう。
Exactly!
exactlyの単語の意味は「正確に」「厳密に」「まさにその通り」です。
正しいというニュアンスが強い表現で、「まさに言いたかったことはそれ!」「それが正解だよ!」という意味で使います。
強い肯定の意味で使います。
発音はイグザクトリイです。
Absolutely!
absolutelyの単語の意味は「絶対的に」「完全に」「全くその通り」です。
「全く」「完全に」という部分に重点を置いた表現で、「完全に正しいよ!」「まさにその通り!」という意味の表現です。
これも、相手の意見に強く同意する場合に使います。
発音はアブソルゥトリイです。
Definitely!
definitelyは「明確に」「はっきりと」「確実に」という意味です。
「確かに!」という意味から「その通り!」という返答で使います。
この表現も、かなり強い同意の意味があります。
発音はデファネットリイです。
3つの違い
exactly、absolutely、definitelyは、元々の意味による多少のニュアンスの違いはありますが、その違いはあまり気にせず多くの場面でどの表現も使えます。
会話の中で同意を表わす返答として使う場合、同じ言葉を繰り返すより、この中で表現を変えて使ったほうがよいでしょう。
関連表現
厳密に「その通り!」の意味ではないですが、近い意味で使える表現もいくつかあります。
You’re right.
直訳的には「あなたは正しい」という表現です。
exactlyなどの表現のように「まさにその通り!」よりは少し弱い表現ですが、「その通り」の意味で使えます。
この表現は、愚痴ばっかり言っている人などに「はいはい、あんたは正しいよ」という感じで、嫌味で使う場合もあるので良い方は要注意です。
嫌味に聞こえないように、ちゃんと心をこめて伝えましょう。
That’s right.
これは、You’re right.に近い表現です。
この表現は、「あなたは」ではなく「それ」が主語になっていて、「それは正しい」が直訳です。
この表現も、exactlyなどほどは強い同意ではありませんが、「その通り!」の同意の表現として使います。
これも、場面やトーンによっては嫌味になるフレーズなので注意しましょう。
まとめ
英語では会話中の相槌なども、すごく重要なコミュニケーションのひとつです。
相手の会話に対して、どう思っているかを言葉にして言うことで、相手の話しをちゃんとい聞いている、その人に興味を持っていることを伝えることができます。
その中で「その通り!」と相槌をする機会は、かなり多いです。
「その通り!」が毎回同じ表現にならないように、様々な表現を覚えて使い分けられるようにしておきましょう。