「なんてこった!」と驚きを表現するときにoh my Godを使うのもいいですが、それだけだとなんか味気ないですよね。
ネイティブはどのように驚きを表現しているのでしょうか?
☆oh my ~☆
日本人にはoh my Godがなじみ深いですが、実はネイティブの中にはこの表現を神への冒涜として避ける人が多いです。
そこで、oh my Godを避ける人は以下のような表現で代用します。
例)
・oh my gosh
・oh my goodness
・oh my gawd
ちなみにgawdとはイギリス英語でのGodの発音をもじったものです。
これらは良い意味でも、悪い意味でも両方の意味で驚きを表すことができます。
oh my ~の派生として以下のような表現もあります。
例文)
・oh lord
・oh Jeasus
☆what the ~☆
以下の例はいわゆるF-wordも含みます。
汚い表現もあり、使うときは慎重になった方がいいですが、映画などでよく使われる表現なのでご紹介します。
例)
・what the fuck.
・what the hell.
・what the heck.
fuckを使うのは公では禁忌とされています。
なので、上のfuck例もよほどくだけた場だったり、相手との仲が親密ではない限り使うのはやめましょう。
hellの例はfuckよりだいぶ意味がやわらかくなりますが、それでも慎重に使うべきです。
heckの例は日常会話においてはほとんどの場合抵抗なく受け入れられます。
これらの表現は悪い意味での驚きを表すことがほとんどです。
☆holy ~☆
こちらもあまり品のない表現ですが、よく使われるのでご紹介します。
例)
・holy shit.
・holy crap.
2つを比較した場合、shitよりcrapの方がよりやわらかい意味を表します。
これらも悪い意味での驚きに使うことが多いですが、holy shitはいい意味で使われることもあるようです。
what the ~やholy ~は総じてかなり口語的なので、日常会話以外には使わない方がよいです。
oh my ~の例でしたら公の場で使っても問題ありません。
補足させていただきますね。
「なんてこった」の面白い言い方として
「Holy mackerel !」
「Great Scott !」
という言い方もあります。
もちろんもっとたくさんあるのですが今回面白い言い方としてこの2つを紹介しますね。
「holy mackerel」は直訳すると「神聖なサバ」という意味になります。
語源については諸説あるのですが、これを聞いたら「なんてこった」「おやまぁ!」と言っているのだと覚えてしまいましょう。
「great Scott」は古い言い方なのですが、古いドラマなどによく登場する言葉なので覚えてしまいましょう。
Scott(スコット)さんというのは実在した人らしく、その人の人物像から「まさか!」「なんてこった!」の比喩で使われるようになったというのが有力な説で、映画「Heroes」や「Back To The Future」、昔のドラマ「シャーロック・ホームズ」でもよく出てくるセリフです。
もちろんこれらは口語であり、そして外国人である日本人が頻繁に使うべきものでもないと思うので、知識として覚えていただき、そして親しい友人の間で冗談で使うようにしたいものですね。