ネイティブの使う褒め言葉には色々な言葉がありますが、そのうちのいくつかをご紹介します。
●Gorgeous (ゴージャス)という言葉がありますね。
Gorgeous (ゴージャス)= はなやかな,華麗な,豪華な、などと訳されている事が多く、これはもちろんこの意味で使われる事もあるのですが、ネイティブはもっと頻繁に何にでもこの gorgeous を使っています。
【美味しい】
夕食に招待して特にご馳走でなくても美味しければ「It’s absorutely gorgeous !」 (すごく美味しい!)と、「美味しい」の意味で使います。
【素敵】
女性がいつもと違う髪型、服装してても「Oh, you look gorgeous !」 「素敵よ!」と褒めます。
男性が女性にはもちろん、女性が女性に使う場合も多いですね。
女性が男性に対し「He is gorgeous.」とも、もちろん言えますよ。
髪型や服装だけではなく人物そのものに対して使う、「彼って素敵!」の意味になりますね。
特別豪華な家でなくても招き猫のような置物や、可愛いスリッパを見ても「It’s gorgeous !」です。
「It’s pretty !」とはあまり言いません。
【素晴らしい】
天気予報で「明日は晴天!」などと出ても「Oh, it’s gorgeous weather !」ですし、子供が生まれてその知らせを受けただけで「What a gorgeous news !」「素晴らしいニュースだ!」です。
もちろん実際の赤ちゃんを見たら「Gorgeous baby !」ですね。
【挨拶】
また、「Hello, gorgeous.」と言われる事もあります。これは髪型や服装関係なくTシャツにサンダルでも愛嬌のある挨拶として仲の良い相手に対し使う事はあります。
バスや電車であと1つだけシートが残っていて、自分が最後に乗り込んだ場合に「Come on, gorgeous.」と言われる事もあります。
これは「ここ、空いてるよ、ここにどうぞ」という意味で、男性が女性に対し使う事が多く、また大人が子供に言ったりも出来ます。
きらびやかで豪華絢爛なイメージのあるこの gorgeous ですが、実はとにかく「褒める」時に使える言葉なのですね。
●cool(クール)という言葉も褒め言葉として使います。
cool は一般的に「寒い」と訳され、それは天気など気候で使うと思っている人も多いと思いますが、実際には天気や気候に対し普段の生活で cool を使う事はあまりありません。
天気や天候ではcold の方がネイティブ的にはピッタリしており、ただ夏の暑い日に夕方になって少し涼しくなってきた時などに「Oh, It’s cool. 」を使う事はあり、これは「あ~(涼しくなって)気持ちいいね」のポジティブな意味合いで使います。
【カッコいい】
誰かがシャレた事を言ったら「Oh, cool !」「カッコいい!」または「あったま良い!」の意味もあります)と言いますし、もちろん流行りのものを着たり身に着けたりしてたら「It’s cool.」「カッコいい!」と言います。
ただし、気をつけなければならないのは、子供が cool と言った場合、少し嫌味が込められている場合もあるという事。
例えば、子供が友達に「Oh, you cool !」と言ったとした場合、状況によっては「お前、ダサイな」と、まったく逆の意味になる事もあります。
いい大人同士であれば大丈夫だと思いますが、そのような意味も含まれているので、注意してください。
これは予備知識としてだけ覚えておけばいいと思います。
●great(グレート)もあります。
ほとんど gorgeous と使い方は似ているのですが、gorgeous と違うのは、これ、挨拶でよく使います。
「How are you ?」とあいさつされたら、 「I’m great ! thank you.」 「元気だよ、ありがとう」と言ってもいいんです。
逆にここでは「I’m gorgeous.」は使えません。
●ホット(ホット)という言い方もあります。
これは充分気をつけなければなりません。
「She is hot.」などと、褒め言葉のつもりで言っても、これは「彼女は卑猥だ」「発情している」・・・など、ちょっとエロちっくな意味になるので使う場合は気をつけましょう。
hot を使って褒めるという事を覚えるのはアッサリやめて、それ以外の言葉で褒めるようにしましょう。
これらの gorgeous, cool, great などを使って誰かを褒めまくりましょう!