volunteerの意味・使い方
ボランティアは英語でvolunteerで、日本語と同じなのでわかりやすいですね。
ただ、英語のvolunteerは日本語と若干ニュアンスが違うので要注意です。
volunteerの発音
volunteerの単語の意味を確認する前に、発音を確認しておきましょう。
発音記号は[vὰləntíər]で、カタカナにすると「ヴォランティア」です。
特に注意したいのがvoの発音で、上の歯を下唇にあてて発音します。
volunteerはカタカナのボランティアという言葉があるので、その音で発音してしまいがちで伝わりにくい単語なので注意しましょう。
volunteerの意味
日本語のボランティアは、ボランティア作業そのもののことと、ボランティアをする人両方を指しますよね。
英語のvolunteerはボランティアをする人と、ボランティアをするという動詞の意味になります。
ボランティアが行う作業そのものは、含まれません。
作業自体を言いたい場合は、voluntary work (ヴォラントリー ワーク)を使います。
Any volunteer?
英語では、volunteerはそもそも、志願者、有志という意味もあります。
学校では、先生がよくこんなフレーズを言います。
Any volunteer?
(だれか、やってくれる人いませんか?)
このフレーズは、1日に1回は聞くくらいの、ものすごくよく使われるフレーズです。
ボランティアを探すというよりは、「自発的に手伝ってくれる人いませんか?」くらいの軽い意味の質問です。
例えば、数学の問題を解いてくれる人はいませんか?とか、意見を発表してくれる人はいませんか?という時や、簡単な作業を手伝ってほしい時なども、このフレーズを使います。
英語のvolunteerは日本語のボランティアよりも、気楽で、日々の生活の中で簡単にできるものです。
豆知識:アメリカはボランティア精神が根付いている
アメリカは、ボランティアが日々の生活に根付いています。
多くのアメリカ人が、社会参加のひとつの方法として様々なボランティアをしています。
どれだけお金を稼いでいても、ボランティア的な社会貢献ができていない人は尊敬されません。
社会人としては、ボランティアをすることは大切なことなので、大学入試の時も成績が良いだけでは合格できません。
ボランティアなどの社会的活動をどれくらいしてきたかも、重要な判断基準になります。
まとめ
ボランティアは英語でvolunteerですが、日本語とニュアンスが若干違います。
ボランティアをする人、志願者、有志という意味があり、日本語のボランティアよりもっと気軽にできるものです。
学校の、毎日の授業でもAny volunteer?と聞かれますし、日々の生活の中でも気軽にボランティアをする機会がたくさんあります。
ボランティアのように、英語から来ている言葉でも、英語では微妙にニュアンスが違う場合がとても多いので注意しましょう。
それらのニュアンスを理解するためには、文化も学ぶ必要があります。