ランチに手軽だし、ついつい頼みたくなるのがセットメニューですよね。
勿論、海外のメニューにもランチをはじめ、朝食・おやつ・夕食にセットメニューが存在します。
海外旅行先での食事に立ち寄ったレストランで、セットメニューを頼む時に注意したいことがあるのです。
たとえば、ファストフード店で、『ハンバーガーとポテトとドリンクのついた、”ハンバーガーセット”を頼みたい。』となったときに、日本語(カタカナ英語)でおなじみの「ハンバーガーセット(Hamburger set) 」では、ネイティブスピーカーに通じないのです。
ネイティブスピーカーからしたら、「hamburger set」と言われても、「hamburger(ハンバーガー)」+「set(置く)」というように聞こえ、『「ハンバーガーを置け」ってどいう言う事?』と感じます。
「セット」は通じそうで通じない和製英語なんですね。
英語でのセットメニューの頼み方
■メニュー名を言う場合
・「I would like to have a hamburger combo.」
(ハンバーガーセットをください。)
・「May I have a today’s lunch meal?」
(今日のランチセットをください。)
→日本語での「セット」にあたる英語は、「Combo」か「Meal」となりますが、どちらでも、同じ意味として使えますよ。
「combo」は「combination」という意味の略語として使われています。
また、日本のファストフード店でもおなじみではありますが、海外のファストフード店にでも、レジの上にメニューが大きく載っています。
私が滞在した、アメリカ、カナダ、オーストラリアの国々と地域では、セットメニューの横に番号が振ってあり、いちいちメニュー名を言わなくてもよくなっていました。
大体そのお店の一押し、または人気メニューを筆頭に、1~9番くらいまで番号(またはアルファベット)が振ってあります。
たとえば、チキンバーガーが1番で、フィッシュバーガーが2番という感じです。
■この場合で、「2番のセットをください」と言いたい場合
・「Can I have a meal number two?」
・「I would like to have a number two combo.」
→どちらも、意味やニュアンスに大きな違いはありません。
勿論、番号が振っていないメニューを頼みたい場合は、最初のようにメニュー名を言わないとなりませんね。
ちなみに、「お弁当」を英語で、「Bento box(ベントー ボックス)」なんていうことから、海外でのテイクアウトの弁当や、日本食レストランなどでのランチセットを「Box A (Aセットなんて意味で)」書かれているお店もありますよ。