少し前にトム・クルーズとキャメロン・ディアス共演のNight and Dayという映画がありました。
タイトルは「絶えず、いつも、常に」という意味になります。
友人と映画を観終わって、「確かに、この二人絶えず一緒にいたよねー」と感想を言うと、友人は「あー、昼と夜って意味じゃないんだー」と言われました。
余りに簡単な表現なので、意味を意識していない人は多いかもしれません。
Night and day はDay and night とも言います。
例文としては、
He watched over the suspect night and day.
(彼は絶えずその容疑者を見張った。)
のように使います。
「絶えず、いつも」という意味の表現にはAlways, all the time, constantly, continuously, round the clockなどがあります。
☆例文
That convenience store operates round the clock.
(あのコンビニは24時間営業だ。)
という表現はよく耳にしますね。
「絶えず、いつも」という意味の中でも、私たちが間違えやすい単語のひとつに “continuous” と“continual”があります。
この2つの単語の違い、わかりますか?
“continuous”は連続的に続く「いつも」という意味で、時間的や空間的に絶え間が無い事を意味するのに対し、“continual”は継続的に続くという意味でも連続性は無く途切れる事がある場合に使います。
断続的に続くという感じですね。
☆例文
I have been working continuously since this morning.
(今朝からずっと働き詰めだ。)
He continually visits to the theater.
(彼は頻繁に劇場にかよっている。)
There is continual noise from neighborhood.
(近隣からひっきりなしに雑音が聞こえる)
などのように使います。
「今朝からずっと働き詰め」の場合は休むことなく連続的に働いているという動作が続いているのに対し、劇場に通うという動作や、ひっきりなしに雑音が聞こえる状態は、ここでは連続的に行われているわけではなく、間断はあるけれど続いている事を示します。
使う場面でこれは連続的な行為なのか断続的な行為なのか、考えながら文章を作るといいですね。