日本では当たり前である食事前の「いただきます」や「ごちそうさま」という挨拶ですが、英語では「いただきます」や「ごちそうさま」にあたる表現はありません。
強いていえば、それぞれの宗教に従っての挨拶、たとえば「Amen(アーメン)」などと、神への祈りを捧げたり、宗教の慣わしに従って挨拶をしてから食事をすることはあります。
しかし、宗教を持っている人でも毎回の食事で挨拶をすることはめったにあることではありません。
私がホームステイでお邪魔したときにも、クリスマスや国立記念日などのイベントのときや、家族や親戚全員がそろったときに、ごくごくたまに、神への祈りをささげる挨拶をするくらいでした。
無宗教の人や、宗教を信仰している人でも、普段の食事の前の「いただきます」にどのような言い回しをするかというと、
(さあ、食べはじめましょう)と言う意味で
「Let’s start!」
「Shall we start?」
などを使います。
それに併せて、
「The food looks great!」
(おいしそう)
「Smells good!」
(いいにおい)
「I am starving./ hungry.」
(おなかへったよ)
などいえるといいでしょう。
そして、「ごちそうさま」ですが、「ごちそうさま」も、それにあたる英語表現はありません。
「いただきます」と同じように表現を変えていいますが、
「I am done.」
(もう、食べ終わったよ・おなかいっぱい)
「I am full.」
(おなかいっぱい)
「The meal was great!」
(とてもおいしいごはんでした)
「I really enjoyed the meal!」
(食事をとても楽しみました・おいしかったです)
と、感謝を表して言うといいですね。