外国に旅行に行って、レストランで食事をする時に日本人が間違えやすい英語を紹介します。
■注文
レストランに行き、注文する時はメニューを指さして
「I’ll take this and this, please.」
「これとこれをお願いします。」
と言えば間違いなく伝わります。
ですがここで気をつけたいのは、メニューを指したりしないで言葉だけで注文する時に
「I am steak.」
「私はステーキです。」
「I am an orange juice.」
「私はオレンジジュースです。」
と言ってしまう方が多くいらっしゃるので注意しましょう。
正しくは
「I’ll have steak, please.」
「ステーキをお願いします。」
「I’ll have an orange juice, please.」
「オレンジジュースお願いします。」
となります。
最後に「プリーズ」も是非つけてください。
■ダイエット中を伝える
ダイエット中だとしてそれを伝える時に間違えがちなのは 「I’m diet now.」と言ってしまう事です。
これは「今私は国際会議中です。」となりかねないし、そう取られたらテーブルに近づいてこなくなります。
正しくは「I’m on a diet.」となります。
(アレルギーがある場合も「I am an allergy.」と言ってしまいがちですが、「I’m allergic to ○○(例:eggs.)」と言うようにしましょうね。こちらが正しい英語です。)
■同じものを2つ注文
サラダなどを注文する際に「salad for two people」というセンテンスを使う場合がありますね。
「私達(2人)にサラダをください。」です。
もちろんこれは正しい英語です。
でも、「salad for two persons」という、少しおかしいと思うセンテンスもネイティブは時々使います。
「two ( threeでも) persons」は決しておかしい英語ではありません。
この2つの違いは、
「salad for two people」だと「お皿1枚に2人分のサラダ」と解釈しレストラン側は大皿に乗せたサラダを持ってきます。
「salad for two persons」だと「別々のお皿に各1人分のサラダ」を乗せて持ってきます。
外国のレストランなどで、『朝食用にパン、タマゴ、フレッシュフルーツ、そしてコーヒーを1人7.8ドルで提供しています。
ただし for 2 persons で15.5ドルになります。』というような看板や広告はよく見かける言葉です。
「person」の複数形は「people」だけ、と考えないでくださいね。
■ミスオーダー
残念ながらお店側が注文を間違えてしまい、それが運ばれてきた場合、
「This is mistake.」と言う方がいます。
これだと「これはミステーク(というもの)です。」と、ステーキの新種かと思われてしまう可能性がありますね。
ミスオーダーの場合は
「I’m sorry, but I’m afraid, you’ve given me the wrong order.」
「注文したものと違うと思います。」
とハッキリ言う事です。
日本人はシャイだし自分の発音が悪いと思ってしまいがちですが、「これではありません」と言う事でレストラン側が気分を害する事はありませんのでご安心ください。